車検費用が高くなりやすいハーレー

ハーレーの車検

アメリカンバイクの代名詞として広く知られているハーレーは日本でも多くの愛好者がいます。大型バイクならではの重厚感と馬力のある走行性能がハーレーの魅力です。

人気の高さからハーレーは高級なバイクとしても知られていますが、車検に要する費用も高くなってしまうことからハーレーの購入を検討する際は注意する必要があります。

車検の内訳は自賠責保険料と重量税、基準適合性審査代と検査手数料の四種類です。
また、車検は車両の検査だけではなく、劣化した部品の交換に関わる費用も上乗せされます。

ハーレーは輸入バイクなので交換用の部品も日本国内には在庫が少ないのが現状です。そのため、場合によっては外国の業者から取り寄せることになります。これがハーレーの車検が高額化する主な理由です。

また、部品交換の作業工賃は車検を行った業者ごとに異なります。同じ車検でも業者によって費用が異なるのは作業工賃がそれぞれ違うためです。ハーレーの車検費用を安く抑えるには部品交換の有無を事前に決めておくのが良い方法です。劣化して走行に悪影響を及ぼす部品だけを交換するように徹底することで、車検費用の一部である作業工賃の高額化を防ぐことが出来ます。

また、ハーレーの所有者自身が車両を陸運局に持ち込み、すべての手続きを自分で行うユーザー車検なら法律で決められた最低限の検査だけで済ませることが可能です。余計な出費が一切生じないのが利点ですが、複雑な手続きを行う必要があるので知識が乏しい人や時間を割く余裕が無い人は業者に車検を依頼するのが無難です。